吉川美南

名前は人名っぽい駅名です

行っちゃおう 裏社会に

人間関係のようにジメジメとした陽気になってきた。梅雨である。ジメジメとした陽気はもはや陰気だろと思うのだが、それが言葉というものである。そもそも梅雨の不快感を「人間関係」という言葉を借りて形容しているところに私のダメな点が見え隠れしていると言えるかもしれないが、あいにく私の人間関係はカラッとしている。最初の一文に共感したお前こそがダメなのだ。自覚しろ。

 

緊急事態宣言が解除されたら大学の対面授業も元通り隔週で行われるそうだが、リアルタイムZoom授業などがない今、私の生活リズムは乱れまくっている。MCが「イカれたメンバーを紹介するぜ!」と叫び、私の体内時計が出てくるくらいには。先週は宣言下唯一の対面授業である水曜2限の講義に寝坊した。起床して50分で計算問題を解くのは朝型の受験生がやるべきことであって、体内時計狂い太郎がやっても何も褒められたことではないのである。

 

それでも対面授業が増えるとうれしいか?と問われたら、私は迷わず「多分」と答えるだろう。クラスのみんなともっと交流を深めたいし、授業の前後で他愛のない話をしたり、学食のカレー早食い競争をしたいという思いは常にある。きっとそういう人は少なくないだろう。多くの人と関わって、失われつつある従来の「大学生活」を過ごしたいと思うばかりだ。

 

できるだけ毎日ブログを書こう!と思っていたが、2本目で既に挫折気味である。絶望的な文章センスでインターネットのごみを怠惰ながらも能動的に生産している現状は悲観してもしきれないものだ。どうしてこうなった。コロナのせいということでいいかな。いいか。

 

 

おしまい